なにかと手ぬぐいを買いがちですが
この夏祭浪花鑑の団七は
大阪の文楽劇場にしか
売ってないので、送っていただきました。
ハガキと栞も同封してくれて
ありがたいです。
文楽劇場も行きたいんですけど
新幹線は混んでるし
なんだか足が向かない昨今。
・・・
「すべて芸の話」
織田紘二
中嶋典夫 編著、拝読。
川口松太郎を筆頭に
十三世仁左衛門や四世井上八千代など
明治生まれの
歌舞伎役者やその関係者
舞踊関係者などに
昭和59年から61年にかけて
インタビューしたものを
読みました。
いまや伝説になっている
六代目菊五郎の周辺にいた人たちも
多くて、あー、この頃に
舞台を観ていたかったなあと
つくづく思います。
川口松太郎は、初代
水谷八重子の仕事を
手伝っていたので、良重とか
久里子のような若い子のことは
理解できないし、新派も変わっていくだろう
というように憂えているのですが
波乃久里子がすでに
新派の味を受け継げてないなら
私が観てきたものは何だったの、状態です。
時代小説なんかもそうですが
昔に比べると若い人は
みんな不勉強、ということに
なってしまう。
それはそうなのかも知れないけど
仕方ないことなんですよね。
そういう私も
最近直木賞を取った
時代小説には文句つけたいこと
いっぱいなのです。
自分だって、なんにも
分かってないのに笑っちゃいますね。
もっと勉強しよ。
DJ KAZURU
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