東京映画祭の二回目は
友人のお誘いで
阪妻の「雄呂血」へ。
活弁つき上映です。
他の弁士ではピアニカや鳴り物を使って
にぎやかにやる人もあったようですが
今回清水靖晃の音楽もメインのひとつなので
語りはシンプルでした。
音楽のオーケストレーションは
立派。
たまに三味線も鳴ってましたが
オーケストラ編成で
和の雰囲気も出してました。
阪妻は白塗りで
当時のきれいめスターの典型ですね。
善い人間なのに
悪人に仕立てられてしまう男の
悲しい物語ってことですが
ちょっとストーカーぽいし…
リマスター映像も
元が大正14年なので
文字部分は見づらかった。
尺が長いと思ったら再編集されたとか。
技術がすごい。
アフターのトークショーには
阪妻三男の田村亮登場。
弁士の坂本頼光と、落語家、立川談笑の三人トーク。
大した話はなかったけど
当時のスター俳優は
ケタ違いに金が入ってきたんですね。
DJ KAZURU
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