京都清水の金平糖。
京都の本店まで行ったのに品切れにつき
購入できなかったという悲しい過去があるので
デパートの催事などで見かけるとつい、手が出ます。
今回は桃と巨砲味。
・・・
遅まきながら映画「おくりびと」を鑑賞したのですが
これって納棺師の話だったのですね、ずっと葬儀屋の
話だと思ってました。
葬儀屋が遺族とのかかわり中心なのに対して
納棺師は完全にご遺体との対峙、すごい差です。
この映画で重ねて描かれるのは
ご遺体に対する穢れ感覚と、その払拭ですが
やはり死が自分のごくごく近しいところまでこないと
穢れ感はなくならないのかな、と思いました。
現代社会では家族が家で死を迎えることも
少ないですし。
逆をいえば、納棺師の存在も
「マトモな人間のする仕事じゃない」ものから
「私の大事な人の最期を飾ってくれてありがとう」
というところまであっという間に変わる訳です。
現代人は死を恐れすぎるというよりは
知らなさすぎるのかなあ、と。
それにしても「自分は門番なんだ」という
火夫さんの言葉が重かったですね・・・釜裏のシーンで
ちょっと驚きましたけど。
あと、冠婚葬祭の郷土色の強さも
この映画はよく表していたと思います、ここでのセットは
東北の一部分では一般的なのでしょうが
東京とはだいぶ異なる気がしました。
(DJ KAZURU)
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