オー・ボン・ヴュー・タンでスイーツ狩り。
キッシュとワインでスタートして
クロワッサン、ブリオッシュ、
ケーキにプディングと戴きましたけど
やはりここで食すべきは焼き菓子なのでは。
ボルドーのカヌレ、ブルターニュの
ファーブルトン、といった地方菓子の数々に
フランス一周みたいな気持になります。
このポン・ヌフとかもね!!
表面のジャム、中に閉じ込めた
くったりと煮たフルーツ、生地も一種類ではなくて
なんかこう色々な要素が小さな世界に詰まっている感じが
好きです。
先日TVで河田シェフがとりあげられていて
「香りが全然違うから、うちは
生のアーモンドを炒って、皮をむいて
やっているんだ。むいてあるの買ってきた方が
安いんだけど」
と、こだわりを述べてらっしゃいましたが
例えばポロネーズに刺さっている
スライス・アーモンドひとつとっても
驚くほど香ばしいのです。
今の世の中、そんなこと自分でしなくても
買ってきちゃえば楽よー。っていうことは
幾らでもある、それはわかります。
が、
単なる伝統菓子が侮れない伝統菓子に
なっているにはそれなりのワケが
あるのだなあ、と。
(DJ KAZURU)
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