沢尻エリカの復帰作
「欲望という名の電車」拝見。
この有名演目をいちど観たかったので
お友達に誘われるままに
満席の新国立劇場へ。
沢尻エリカは美しかった。
老いたその顔を見せてみろ!
と
ランプに照らされる
残酷なシーンがあるのですが
強い明かりで照らされても
エリカ様はピカピカに美しい。
実際そうであるだけでなく
演技的にも
泥にまみれた部分は見えない
ブランチですね。
あと、高校教師ぽくもない。
この持ち前の
動かしがたい美を捨てた
エリカ様も見てみたいけどねー。
この演目が世界中で
なぜこんなにも人気なのか、思えば
ブランチのように
美しい女でいたい
教養ある人だと思われたい
男からもモテる女であると思われたい
そういう心は誰でもあるよね。
幸せは自分の尺度で決めるものとか
何とかいう人いるけどさ。
満たされた人間と思われていればこそ
家族や友人から憐れみの目で見られずに
まっすぐに付き合っていける
そういうもんでしょう。
家族や友人に
可哀想だと思われていたら
対峙することそのものが惨めだもんね。
舞台の翌朝
栗原小巻が自身のブランチを
演じた思い出が
新聞に載っており
やはり女の自尊心とか色んなものが
詰め込まれた名戯曲なんだと
思いました。
これは南部のニューオーリンズが
舞台なので、暑苦しく
湿度の高い感じが
あっても良いのかな。
ぜひヴィヴィアン・リーの
映画でも観て確認したいものです。
ところで
浜崎あゆみの花すごくない?
ウエディングドレスかと思ったよ。
DJ KAZURU
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