浄瑠璃を聴く会
@三越劇場。
プロ一年目の
織栄太夫と藤之亮が
勉強のためということで
前座をつとめました。
必至だけど弾けない
指が回らない。
他人事ではないです。
私もまったく
イメージ通りに弾けないの。
いつも激しいところは
前のめりにどはーっと
弾いてくれる藤蔵と
比べてしまうのは酷だけど
どう修行すれば藤蔵みたいに
弾けるのか、本人も悩んでるだろうなあ。
織栄太夫も
今の精一杯はでてたと思う。
だいたいあの広さの劇場で
演るってだけで
ビビるのが普通よ。
休憩はさみ
木下博司の富士山図屏風の
登場です。
明け方の富士山を描いた
屏風を背景にした、
織太夫✕藤蔵は
期待通りでした。
私、良いもの見たり聴いたりすると
ずっと汗がジワジワ出るんだけど
この日もそうでした。
人間てこんな激しい表現できるの、と
思うほどの圧。
三味線も語りも圧がすごい。
もう演目は何でも良いって
思いました。
この二人の浄瑠璃が聴きたい。
DJ KAZURU
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