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2023イヴェント休業中、各コラム更新中《TIMCUBA動画有》

18644 2023年現在timcubaのイヴェント休業中です。 コラムは随時更新していますので 各メニューを選択してくださいませ。 https://youtu.be/BELIZJu0ruM 2014年の過去動画ですが 六本木で思いきりダンスと音楽を味..

2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

2/1 イサックを語る

17586 下北沢ボデギータで 福田カズノブがイサックデルガードを語る マニア向けのイベントです キューバ料理もご注文いただけます ..

音楽に限らずその歴史を語るときは、
起源から始まり発展していく過程に重点が置かれ、
現在に近づくにしたがって大雑把になっていくものです。
この企画はそれを補完するために、
1990年以降30年間のキューバ音楽に
スポットをあてたものとなっています。
1990年以前の音楽は他の優れた評論がありますので、
そちらをぜひ見てください。

さて、現地のキューバ音楽の最大の特徴は、
大昔のスタイルのソンが、観光客向けの商売とはいえ、
生きた音楽として現存していることです。

この企画で取り上げているキューバンサルサ=ティンバは、
少し前までキューバの最先端の音楽でしたが、
今やこれも海外の愛好者向けとなり、
現地ではレゲトン=クバトンが
若者の音楽の主流となっています。

ところが、外国人が観光で行くと
ソンやキューバンサルサ=ティンバが街で聞こえてきますので、
これがキューバで流行っている音楽だという誤解を
生んでしまうことになっているのです。

キューバ人は世界の流行音楽を聴きたがっています。
そして海外の人はキューバ音楽を聴きたがっています。
それぞれ逆の志向を持っているのですが、
その中でミックスされて新しい音楽が生まれてくるのです。

話は変わり、今はネット上には無限に近い音楽や映像に
あふれていますが、その道しるべがなければ、
素晴らしいものや体系的なものにはなかなかたどり着けません。
この企画はその一つを目指しているところもあります。

コロナ禍が続いて1年近く。早く収束してほしいものですが、
はしゃぎすぎた新資本主義の中で、
世界中の人は「人間の幸せには最低限何が必要か」
考えたのではないでしょうか。
世界の一部の人が富を独占するとどこかで破綻が来るのです。
ところが音楽やダンスにはそれがありません。
それは通貨よりはるか以前から
人類が持っていたものだからと思います。

今回のテーマソングは、
David Alvarez「Mundo Loco(狂気の世界)」
ティンバではなくヌエバ・トローバのアーティストの曲ですが、
大好きなのでご紹介します。

(2021年1月掲載の為、当時の状況を踏まえた
内容になっています。)

(福田カズノブ)


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