東京藝大アカンサス音楽祭へ。
邦楽の精鋭による
実験的な音楽会。
葛西聖司アナの
丁寧な解説とともに
新鮮な試みの邦楽を
拝聴。
一曲目【乱輪舌】
生田流、林英哲の太鼓に尺八も加わって
壮大な演奏。
太鼓のリズムが気持ち良いところに入ってくるので演奏が締まる。
一人で空気を変えられるのは
さすがというしかない。
琴のユニゾン感もすごい。
真夏の夜の夢
山田流ほか
邦楽ミックスバージョンは
紋付袴のパックは面白かったけ能面のハーミアたちってどうなんだろう
少し動きが物足りない。
長唄は桜のバリエーションが
映像となって伝わるよう。
醍醐の太い幹から
ザーッと桜がしだれてくる
様子が見えるかと思えば
急な風で桜の花びらが
散ってしまう情景まで
見えるようでした。
長唄三味線の
杵屋三澄の繊細なソロが
聴けて嬉しかった。
常盤津文字衛の
イタリアンカンツォーネのような
三味線カルテットは
このシリーズの曲を聞いた音があるので
驚きはないものの
アルペジオやフーガの
技法でまるで弦楽四重奏のような
和音が楽しいんだよね。
自分で弾けたら
合奏気分が味わえて
とっても楽しいと思う。
ラストは半能で船弁慶。
狂言の人が「間」
(アイ、というのですね)
で登場、義経は5.6.歳の子ども。
色々貴重なものが
聴けました。
なんだかんだ邦楽を
牽引してるのって藝大の
人材なのですよね。
DJ KAZURU
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