国立劇場が建つにあたって
昭和11年から有識者が
声は上げたけれど
戦局が変わってて頓挫したとか事情が
建設が決まる前にも
紆余曲折
色々あったことなどよくわかる記事。
最後に児玉竜一氏は
「あの人が言うなら聞いてみようとなる文化全般への発言力のある人がいない」
と言っているがそのとおり。
国立劇場がなくなっても困らない人が殆どだからね。
1979年演芸場に先んじて
資料館を作ったことで
演芸場そのものも建っちゃった、とか
ウルトラC的なことも
過去にあったとは知りませんでした。
再びウルトラCができないものか…
この雑誌
唐十郎の追悼企画も
兼ねていて、渡辺えりが
当時の経験を熱く語ってて
面白い。
18歳で東京に出てきて
はじめて紅テントを
観るために整理番号2番を
受け取って、六時間
ジャズ喫茶で演劇の本を
読んでたなんて
素敵な話。
その時の整理番号一番が
根岸季衣だったと
後に分かったって
エピソードまで含めて最高。
熱い役者たちの
熱い芝居が観たいよね。
伝統芸能の場合
国立劇場が最適のハコの
ひとつだったのだけど…。
DJ KAZURU
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