岡村靖幸ツアー【芸能人】
12/18 LINECUBE 渋谷。
だいぶ上手だけど5列目
引き当てました。
私この4,5年彼のライブに
ずっと行ってるんですが
過去最高くらいに充実してました。
前回よりもダンスが
激しくなってるような気がしたんだけど
来年還暦って嘘みたいですね。
毎回新しい風が流れるダンスですが
今回はブレイキングの独自解釈
って感じですごかったです。
オープニングがツアー毎に
常に凝ってるのですが
太鼓、尺八風、琴風の音を使っていて
面白かったです。
関ジャニ∞改めスーパーエイトに
提供した「ハリケーンベイベ」から
スタート。
先日TVの音楽番組で
スーパーエイトの振り付けを見ましたが
本当に良くない。というか
岡村靖幸が音楽を捉えて
勝手に踊ってる動きのほうが
ずっと良いので、満足の一曲目でした。
カバー曲は
私の大好きなディアンジェロの
ジャズカフェ(ロンドン)の
ライヴ盤で最高に格好いい
「can’t hide love」を
演りました。
これはディアンジェロの解釈が
最高なので、そこを踏襲して
岡村靖幸がバックトラックを作り
(一応バンドは居るけど)歌っているのが
素晴らしかったです。
日本人でこういうことを
出来る人っていないのよ、細部の
いい部分をすくい上げたカヴァー。
客席はしらっとしてましたが
私はつい、ディアンジェロ版で
客がヒューヒュー言うところで
同じように叫んでしまいました。
前回のツアーでもクラブのような
サウンドで印象的だった
「ハレンチ」や、「愛の才能」
おなじみの曲で
盛り上がったあとに
「私の真心」を提供した
アイナ・ジ・エンドが登場して
二人で熱唱。
私をもっと感じて欲しい
誰にも奪わせないで欲しい
岡村靖幸の純情が詰まった
曲です。
アイナ・ジ・エンドがダンサーとして
残ったままで
チャカ・カーン「i feel for you」の
カヴァーに突入。
これも白眉でした。
もともとの曲とアレンジが良いんだけど
それをモノに出来てるのが
素晴らしい。
今や岡村靖幸は自ら打ち込んできた
強いビートで昔の曲も、ほぼ
踊れるようにアレンジしてきてるので
世間的に
気持ち悪いラブソング歌ってる人だと
30年前のイメージで
思われてるのが気の毒ですね。
彼のように、音楽の
核心に触れることができたなら
どんな恍惚かしら。
体も感性も鍛えてないと
あんなふうにはなれません。
DJ KAZURU
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