お浚い会で、新曲胡蝶 を憧れの
師匠と共に演奏しました。
難曲で
最初は本当に人前でこれを?と
思いましたが、練習の練習を重ね
当日を迎えました。
六本木でDJしていた頃は
自分がラテンミックスでは
最高だという自負もあり
それなりのハコ、それなりの値段でなければ
自分はプレイしないという
感じでした。
その私が
友人に囲まれて、わずかな人数の
会で真剣に三味線弾くために
1年かけて練習してきました。
これは以前からの方針ですが
どんな小さい場でも
誰が聴いているか分からないのです。
だから真剣さは変わりません。
拙い素人芸ですが
DJの時と同じ気持ちです。
お友達に恐る恐る声をかけたら
びっくりするくらい大勢来てくれて
そのことだけでも涙が出そうでした。
この日忙しい中、なんとか
駆けつけてくれた皆様に、心から
感謝しています。
金屏風の前では私も
固くなってしまい、お稽古のようには
指が回らなかった部分もありました。
また糸巻きが劇的に固まっていて
4度ある調子替えに苦戦。
悔しいなあ。
しっかりここに向き合って、来年は
基礎から見直して美しい曲が弾けるように
していきたいです。
生ききって死に切るのが目標ですが
今のままでは死にきれない。
DJ KAZURU
Add A Comment