昨年2024年はコロナ禍以来約5年ぶりにDJを復活し、
単独イベントも行いました。
忘れていたDJスキルやセッティング、
ダンスもすっかり元に戻りました。
5年ぶりでしたのでシーンの方は様変わり。
僕のことを知らない人が大勢いるのはもちろん、
情報では、センシュアル・バチャータからペアダンスを
始める人が多くなって、
サルサやキューバンが踊れない人がいるとのこと。
サルサやキューバンがラテン・ダンスのメインではない
時代が到来しそうなのです。
考えてみれば、音楽のサルサは新譜が激減して、
マーク・アンソニー1人が奮闘している状態。
キューバ音楽も国内の経済状況を反映して、
シングルのリリース中心となり、
良いアルバムは出なくなっています。
音楽界の状況とダンスの人気は比例するので
サルサ・キューバンが縮小傾向という現状は
否定しがたいものがあります。
今年のTIMCUBAディスク大賞はこれらのことを受けて
順位制ではなく、
シーンの動向を中心に5つに分けてご紹介します。
DJ Fukudaの活動は、選曲重視のDJイベントと
キューバ音楽の歴史に関するトークイベントを行う予定です。
開催時には皆さんのご参加をよろしくお願いします。
この作品はNils Fischer & Timbazoのアルバムにある曲。
ゲストのIssac Delgadoのボーカルが心地よい好曲なので、
2024年総括のオープニングとします。
(福田カズノブ)2025.1.2
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