ダ・ペピ初訪問。

六本木ナカムラのシェフ夫妻も
訪問してる店なので
安心かな、と思い行ってみました。

食前酒と一緒に
水を頼むとアクアパンナが登場
そうかそうか、水は有料なのね。

私は日本の水道水って安全なんだから
コペルトに水とパンくらい
含まれてて然るべきと
考えますけど現地スタイルなんでしょうね。

それともコペルト取られてなかったのかな?
だったら水は有料でいいです。

メニューがこんなんですけど
解読が難しい人も多いのでは？

何かはわかっても味付けが
ピンとこないものも多いので、いくつか
確認させていただきました。
素材、調理方法、ソースの種類位は
明記してくれたら親切だけど、これも
察しろ、ということ？

まずは
レバーのクロスティーニを。
パン部分の焦げ具合で
奥行きのある味わいです。

トスカーナの
ヴェルメンティーノにして
イワシのマリネ。

シンプルでベスト。
こういう料理が
大好物なので大変美味しくいただきました。

アルト・アディジェの
ミュラートゥルガウがベースの
リースリングぽい白も味見しました。
こっちのほうが酸が強い。

チーズとほうれん草を練り込んだ
セージ風味の
ラビオリヌーディ。

これも素晴らしく、私好み。

トスカーナのサンジョベーゼを投入。
軽めのサンジョベーゼでした。

メインは冬場らしく
うさぎのロースト。

煮込みもいいかと思ったけど
ペポーゾが欠品になってたので
うさぎをチョイス。

オリーブがアクセントになってて
骨の周りまで美味しくいただきました。

ピエモンテのバルベーラ・ダルバが
若いけど強さがお肉に合いました。

初めてのお店なので
ボリュウムわからず控えめに頼んだけど
前菜があとひとつふたつはいけたかも。

ちょっと驚いたのが
デザートや食後酒でまったりする
感じの店ではないらしく、プリンとかは
あります、みたいな感じだったので
メインを食べたところで退店。

このあとも甘いものがあると思ってたので
ちょいと拍子抜け。
かといってコーヒーだけ飲んでもなあ。

総じて料理は通好みみたいな
感じがするんだけど
トマトソースのパスタありますか〜みたいな
声が聞こえてきて客層との
バランスどうなのかなって気もしました。

サーヴィスの女性が特に
ワインに詳しい感じも無いのでそこも残念。
私の質問にはすべて
「シェフに聞いてきます」でした。

やはり自分は哲学というか
信念のあるソムリエががっつり
勧めてくるものを飲むのが
レストランの楽しさのように思うので
ぶどうの種類も把握せず
メモを見ながら「スッキリタイプです」
と言われても
スッキリにも色々あるわけで…

多分日本酒の「淡麗辛口」みたいな
分類がわかりやすいからワインも
そういう説明になるのでしょうね。

イタリアワインだったら
〇〇州の●●品種、と教えてくれるのが
一番ありがたいんだけど
みなさまどうしてるのかなあ。

DJ KAZURU