「ダブルファンタジー」 村山由佳著
さすが渡辺淳一センセイが評価した御本らしく
人生それしかないのか! と
突っ込みたくなるほど
男女のことだけで世の中が回っている人々の話ですが
煽情的になることもなく
美化することも無く物語をすすめていくやり方は
女性作家ならではの感じです。
何かを手に入れるために勇気を振り絞って
荒野へ出た割に、結局
主人公は空虚に放り出されるのですが
読み解きとしては
抑圧的だった母親の存在、これが
重要なように思われました。
・・・
食ベログとかは文句タラタラのご感想に
悲しくなる故あまり見ませんが、知人から
紹介されたレストランの場所や定休日の確認には
非常に便利、なんせ網羅されているし。
しかし各店舗の「ブログでの評判」なるスペースが
勝手にリンクされているものだということは
ごく最近知りました。
某パティスリーの枠を、定休日確認のために見たら
紛れもなく私が撮影し、私が食したブツの画像が
どーんと出ており、このサイトへのリンクもされていたので
ようやくシステムを理解した次第。
好ましくはないといいながら、私も
知らずに参加していたようなものです。
なんにせよ
ひとつところに集まり
同じ人に同じ料理を作ってもらって同じ人の
サーヴィスを受けたにも関わらず、最高だったとか
最低だったとかいう意見が出るのは
レストランの面白いところ。 やはり
訪問する側と迎える側の相互関係が
重要だと思わずにいれません。
(DJ KAZURU)
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