我が家から自転車圏内のエリアに
谷根千という下町がありまして、昔ながらの
商店街が観光地化しているのですが
そこは「不忍ブックストリート」なる
書籍愛好家が集う一画でもあります。
この連休中は段ボールひと箱分の
古書を持参し、売ることができるイヴェントも。
機会があれば参加してみたいものです。
街の個人書店。
個性を感じさせるセレクトがある書店は
実にすばらしい。
たとえば大手チェーンに比べて桁違いの小さな
売り場面積であるのに、読んでみたいと思う本が
どっと見つかるのは、店主のセンスが
いいからにほかなりません。
不忍ブックストリート内の
とある人気古書店は、音楽系の雑誌バックナンバーも
豊富で感心致しました。
流れているBGMは何故かアルセニオ・ロドリゲスで
「アルセニオなんてかけているのですねえ」と
お声掛けすると
「ま、これは米国亡命後の音ですけどね」
と、ツウなコメントで思わず微笑んでしまいます。
谷中には老舗煎餅店からレベルの高い
ピッツアを提供するパン屋さんまで楽しい
個人店がいっぱい。
気がつけば、コロッケ、和惣菜、アスパラに
巨大トマトなどを大量の書籍とともに
抱えて身動きとれなくなっている有様でした。
(DJ KAZURU)
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