インシテミル
映画化を前に読みました。
配役が発表されていますから
脳内映画化しながらの読書です。
ミステリ好きだったら、ここで引用されている
作品の数々も知っているでしょうから、より
楽しめるかも、でも「犬神家」とアガサ・クリスティくらいしか
知らない私でもとても面白く読めました。
文庫版の帯は帯に書かれている
俳優の数だけ種類がありまして、私が
購入したのは「片平なぎさ」バージョン。
私はこの女優が出ている2時間ドラマ
「赤い霊柩車」シリーズが大好きで
たぶん全部見ています。
京都の葬儀社の跡取り娘である片平なぎさが
ご遺体に不審な点を見つけては探偵ごっこを
始めるといういつも同じ話ですが
その完璧な形式と京都の風俗を知ることができるので
大ファンです。
ところでサッカーの長友選手の母君が
女手一つで子育てをした、休日も定まらない葬祭の
司会業で生計をたてた、ということを知りましたが
言われてみれば成程
いかにも業界にいそうな感じの雰囲気の方です。
なんで分かるかというと、私も
同業についていたことがあるから(笑)。
周囲の女性はバツイチ子持ちの方ばかりでしたが
男性にはなぜか芸能関係(売れていないお笑いさんとか
役者志望とかDJとかVJ)も多かったです。
(DJ KAZURU)
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