似たようなテーマではあるのですが
前作の「掏摸(スリ)」に比べてずっと
上手な小説という印象、短期間で
伸びる作家さんてすごいね。
ラストにもそこはかとなく
希望を匂わせているし。
中村氏とは無関係ですが
先日氏と同世代の作家の鼎談の様子を
雑誌で拝見していたら
「Aさんの新作読んで嫉妬しちゃいました」
「へえー。僕は他人の作品に
嫉妬するようなら、とても書き続けること
出来ないですね。自分の作品読み返して
泣いたりするし」
みたいな遣り取りがありまして、確かに
同業の中でも
自分より優れているひとを認識してしまったら
もう立っていられない、っていう人と
あの人ってすごいな~、でも自分は自分で頑張る
みたいなタイプに分かれるってことは
あるかなと思いました。
*先月のイヴェントの画像ですが
ギャラリーコーナーにて、UPしております。
容赦なく盛りあがっている感じが伝われば幸いです。
(DJ KAZURU)
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