山田詠美 著
「タイニー・ストーリーズ」。
短編集です。
連作短編も散りばめられており
それぞれに読みごたえありました。
ちょっと背筋が寒くなるような
コワーイ読後感のものが
目立つ感じです。
昔から好きな作家さんですが
ますます円熟してるなって、思いながら読みました。
「クリトリスにバターを」っていう作品は
そもそも村上龍氏の「限りなく透明に近いブルー」が
このタイトルであったということで、返歌じゃないけど
そんな感じになってます、これがまた素敵。
六本木ABCでのサイン会にも参加してみました。
初めて見るご本人、な、なんか
ちっとも年取ってなくないか?? ってくらい
10年くらい前の著者近影と変わらない雰囲気でした。
若づくりっていうんじゃなくて、ナチュラルっぽいの。
クールな雰囲気を醸し出しているかと思いきや
にーっこりスマイルで相当可愛らしかったです。
あんなふうに笑えるっていいなあ。
六本木でDJやっております、と
お伝えしたら
「わー、そうなんだあー」っておっきな声をだされて
もう、いちいちキュート過ぎ。
(DJ KAZURU)
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