テーブルウエア・フェスティバルに
行ってきました。
食卓を演出する
補助的な役割かもしれませんが
様々に演出された世界が
わずかなテーブルというスペースの上に
出現していました。
たとえば、ガラス食器メーカーの
演出したものと、伊万里で作られた世界では
まったく異なる愉しみに浸れます。
そこに食せるものは何も置かれていないのに
テーブルはすでに、食事の期待感に溢れているのです。
ワインやお茶の試飲ブースなどもあって
普段自分の好みだけで動いているときには
出会えないものに巡り合えます。
一番の目当ては、重厚な薩摩切子でした。
黒いクリスタルを
熟練の技でカッティングしていく工程は
お伺いする限り、気の遠くなるもの。
現実にこれでワインを飲んだりするには
疑問とすら感じる厚さと重さ(と価格)なのですが
目に訴えかけるものは本当にすごくて
ちっちゃな御猪口でもいいから欲しい!
(DJ KAZURU)
Add A Comment