川上未映子 著 「発光地帯」
かなり読み進めるまで気付きもしなかったのですが
一応「食エッセイ」。
未映子嬢、さすがっていうか
この生きているだけで
感性光りすぎの様子が面白くてたまりません。
「食エッセイ」のくくりで
この豊かなイメージの広がり具合。
天性の作家、なんですね。
さて
未映子嬢、玉ねぎサラダとパスタと
ウインナーと卵焼きばかりを食していて
それが一週間続いても構わないというのには
びっくりですが、私などは毎日の献立を
同じ食材が続くことのないよう、また
野菜を余らせることがないよう、工夫を凝らして
きっちりきっちり組み立てるものだから
それはそれでキョーハク観念めいているかしら、と
思ったりもしました。
スーパーで棚をぼんやり眺めつつ
本日の夕飯メニュウを思案する、そんな
おおらかさが持てたら生活の何かが変わりそうです。
しかしこういう
部分の性格というものは変えにくそうな感じ。。。
(DJ KAZURU)
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