2011
CMB-19 (cumbancha)
1. Una y Otra Vez
2. Yo Soy Salsamuffin
3. Chacun Son Combat
4. Ojos Inocentes
5. Mi Son Mi Friend
6. Meme Si
7. Vasito de Agua
8. El Baile del Diablo
9. En Mi Mochila
10. Brujeria
11. Bolero Nuevo
12. To Mi To Mi
13. Acho Bai Bai
14. En el Domino
サージェント・ガルシア氏においては
「天才だ」、と
音が届けられるたびに感じさせられておりまして
毎回その頭の中をのぞいてみたい
衝動に駆られておりますが、何年も何年も
その天才ぶりを示し続ける恐ろしさよ・・・
この際、何所か狂った人なのではないかと
寧ろ
そう申し上げてもよい域に入ったかと存じます。
常にキューバ音楽への
畏れを根底におきながら
エレクトリックによる破壊と冷徹を恐れない姿勢。
要素と要素の掛け算でラテン音楽を
膨らましてきた今までのやり方には違わず、しかし
鋭さには磨きがかかっているようであります。
各楽曲の説明文も歌詞も
くまなく文字で読むことが出来ますので
何をしようとしてこういった楽曲となったのかは
はっきり伝わります。
親切なことにジャンル説明も
為されていますので、ミックスされた
ラテン音楽といっても、それを目にすれば
納得がいきやすいのではないでしょうか。
これはサルサとラガマフィンを合わせた
サルサマフィンである。
これはソンでありながらロックである。
これはバルカンでレゲエである。
これはクンビアマフィンである・・・などなど。
これまでの彼の作品を凌駕するような
力強さに心動かされました。
ラテン音楽そのものにも
その中で訴える言葉にも
多大な希望と発展性を見せてくれる
素晴らしいと言うしかない作品。
一曲一曲の充実ぶりが
半端じゃなくわくわくすることが沢山。特に
♯10「BRUJERIA」はレゲエにトレスで
ソンの味わいをつけたということですが
このハッピーな感じ、たまらないです。
そして
♯12「TO MI TO MI」のクールさといったら!
踊って、笑って、叫んで、愛して。
(DJ KAZURU)
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