Buena Vista Allstars のコンサートに行ってきました。
ボーカルは Augusto Enriquez 。
ベニーモレのそっくりさんとして当時の曲を歌ったりしていますが、
近作のソン・アルバムはなかなかの秀作。
ディレクターは、キューバの老舗キャバレーの元音楽監督。
本家ブエナビスタのツアーにも 参加したこともあるようです。
そしてゲストには、トレスのパンチョ・アマート。
彼のユニットから男性ボーカルも参加していました。
労音主催ということもあって、選曲はマンボNO.5、ベサメムーチョを
はじめとするラテン有名曲の数々。
第2部は、バンド名にちなんでか、チャンチャンやカンデーラなど
ブエナビスタの有名曲を演奏していました。
中低音が少し弱く音響のバランスが今一つバンドに
そくしていなかったこと。
パンチョアマートは素晴らしいのですが、
ビックバンドスタイルの演奏にはあわなかったこと。
また、ダンス系のファンへの宣伝がほとんどなっかたことなど、
気になる点がありましたが、
演奏は素晴らしく、
久々に良質なキューバ音楽を聴いた感じがしました。
コーヒールンバなどはモダンなアレンジがなされ、今の楽曲に。
古き良きキューバ音楽はまだまだ過去のものにはなっていない
生きた音楽として脈々と演奏され続けているのだと感じました。
Add A Comment