師匠(DJのではなく以下略)とその恋人と
私とその友人で、ディナー@北浜トルトゥーガ。
当たり前みたく集まって居りますが、私以外は
セクシャリティが常識外れなこともあり
ハタから見るとデタラメな関係の御一行様。
誰一人として
食べたいものを譲りませんし、結果
注文しすぎ? みたいになったとしても
キレイに平らげるという最強チームです。
批判がましくても、声が大きくても
全員がそうだから許されてしまうという快適さで
放埓なテーブルの出来上がり。
突き出しのリエットに
和歌山トラハゼのエスカベッシュ
八幡平ニジマスと新玉葱(上)に
帆立と野菜のグリエ。
レンコンやら葱やら焼き野菜が美味。
フロンサックのものと迷ったけど、私は無難に
リリヤン・ラドゥイの1998を持参しました。
パンは人気ブーランジェリー・タケウチのを
使用しているので、食べておくべし、です。
フォアグラのポワレとヒイカチリメンキャベツ
さて、今回のハイライト。
師匠の持ち込みワイン。
ああ、ため息もの。
こんなの飲むの何年ぶりかしら。
パリで購入したという、秘蔵の
Ch.la grave trigant de boisset 1975。
すっごく前にこれの1986とかそんなのを
ポール・ボキューズで飲んだように思うのですが。
「いつもこんなのお飲みじゃないですよね、今日は
特別な日なんですよね」
って
店の人も言うはずです。
でも特別な日でも何でもないの。
大阪フレンチを
楽しみきる為にこれを持ってくる師匠は
本当に豊かな人ですよ。
さて、メインは
ランド産仔鳩のロティ合鴨農法玄米ファルス。
詰められた玄米は芯が残っていて、噛み応えあり。
詰め物料理大好きなんで、いっぱい食べたわ。
リコッタチーズのソルベと栗の蜂蜜(上)に
スフレやムースのバリエーションが楽しい
プラドショコラ。
デセールはいつも好みが分かれて、4人で
喧々諤々始まるわけですが、私は
どちらも好きだった!
ランチのデセール盛り合わせではこの良さが
分からないですね。
ディナーのデセール初めてだったんですが
感心しました。
大阪を代表するビストロといえば
一般的にもこの店は挙がると思うのですが
気取りの無い雰囲気とガッツリした
ア・ラ・カルトなので4人位で攻めるのが
賢いでしょう。
サービスの女性は気が利く方で
半年に一回ペースくらいでしか訪問しない
私のことをちゃんと覚えて迎えてくれるし
ビオワイン(リストはほぼ100%ビオ)が
嫌いな我々の為に持ち込みも快く受けてくれるし
本当に有難いわ。
ブラックリストに載ってるだけじゃないの?
っていう噂もありますけどね。
ほら
うちらのチームは辛辣だから。。。
(DJ KAZURU)
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