1990年代中ごろ若いアーティスト達が続々と登場し
NG・ラ・バンダが確立したサウンドをさらに押し進めていきました。
ステージ・パフォーマンスでハバナっこのど肝を抜いた
「チャランガ・アバネーラ」。
甘いボーカルで女性の人気の的となった「パウロFG」。
ホセ・ルイス・コルテスのプロデュースでデビューし、
歌詞の良さで人気をつかんだ「マノリン・エル・メディコ」。
それらの新鋭に大御所「ロス・バン・バン」
「アダルベルト・アルバレス」そして「イサック」がトップの座
をかけてしのぎを削り、それぞれ最高傑作といえる
アルバムを発表。
そしてその、トップバンドが一同に集まり、サルサ・デューラと
呼ばれていたキューバ産のサウンドをティンバと命名した
歴史的なコンサートが1998年に開かれました。
まさにティンバ黄金期の幕開けとなった時期です。
その後、2002年位までは、トップ・バンドからいくつものバンドが
生まれた時期でした。
洗練された高度なサウンドを追求した「クリマックス」
女性ボーカルの新たな時代を作り上げた「バンボレオ」。
彗星のごとく登場した「カルロス・マヌエル」、
チャランガ・アバネーラから分裂した「チャランガ・フォレベル」。
バンボレオから分裂した「アスーカル・ネグラ」
そして「チスパ」などトップ級の実力バンドが次々に誕生。
まさにティンバの黄金時代といえる状況でした。
1990年代中頃 チャランガ・アバネーラ、パウロFG
マノリン・エル・メディコ、イサック、
ロス・バンバン、アダルベルト・アルバレス
1990年代後半~2000年
クリマックス、バンボレオ、カルロス・マヌエル
チャランガ・フォレベル、アスーカル・ネグラ、チスパ
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