やっぱ好きだなレオニダス。
キャレのほかにも
板チョコ状の商品も発見したので
気になるものをいくつか。
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前々回の当コラム
「エレガンスを守るには~」
で取り上げた、江国香織の短編は
「洋一もこれればよかったのにね」
なる作品ですが、
「号泣する準備はできていた」に
収録されているので、そこで読めます。
他の収録作品にもお酒が効果的に登場。
同じ小説なのに
なぜか、お酒の話ばっかりの雑誌に
掲載されていた状態で
読むほうがぐっとくるのは不思議です(あの
雑誌がスコッチ特集だったことで、ティンクーバ
英国支部長から戴いたボウモアの記憶が蘇って
しまいました、これからボウモア派になりそう)。
ところで
短編ではありませんが、江国香織に
「スイートリトルライズ」って作品がありまして
それに出てくる
「青いプラスティックの、どこかの喫茶店から
くすねてきたに違いない灰皿。オレンジーナ、と
飲み物の商標が入っている」
というフレーズに、具体的なイメージが
わくようなわかないような気持ちでいたのですが
この灰皿ってパ・マルで出てくるやつじゃない?
当コラム4月4日一番最後の写真に
偶然写りこんでいたのですが
きっと、これだ。
こんな何でもない灰皿でも
物語が付帯すると
っていうか
春夫(主人公の恋人)の部屋に置いてあるかと思うと
私もくすねてしまいたくなる。
(DJ KAZURU)
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