2回目は六本木のクラブ、そして今回は公民館でした。
3年前の第1回はバチャータ・ダンス・ブームのスタート期で、
ローカル、手作りな中にも混沌とした活気がありました。
2回目は六本木ロアビルのクラブということもあって
集客も最大。バチャータ・ダンスのブーム最盛期到来
という感じでした。
そして今回。2日間の開催ということもあってか、
最終日の集客は前回ほどではなく、盛り上がりも
以前ほどの熱気はありませんでした。
もうバチャータは、どこでも踊れる普通のダンスとして
認知されたのでしょう。
以前のようにバチャータ好きはその志向の
イベントでしか楽しめなかった時代は過ぎたようです。
そして肝心のダンスですが、外人イントラやコンテストを
見てみるといくつかのダンス・スタイルに分かれていることに
気が付きました。
一つは、LA・NY系の手わざを駆使し、ステップはサルサと
ほぼ同じで4泊目をタップするもの。僕にはバチャータには
見えませんし、音楽にあったダンスなのかどうか疑問も。
もう一つは、組まずに足のステップを駆使するもの。
ドミニカでもはやっているようで、
これをドミニカン・スタイルといっていました。
外人イントラはまさにこれだけ。音楽にはフィットしているし、
けして悪くはないのですが、組むこともなく1曲全てこれだけは疑問。
シャインだけのダンスのようです。
そして3つ目は、当初日本ではやった密着バチャータ。
かなり最近は少なくなってきましたが、まだまだ存在しています。
組むと密着されるので組まずに踊ってほしいという女性側の要求が
あるのか、LA/NYタイプやドミニカンステップが広がっているのは
必然の流れかもしれません。
密着バチャータはブームを呼んだ点では功でしたが、
本来のバチャータ・ダンスの良さを広げるには障害になって
しまったことは否めません。
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