出ました「D坂文庫 2012冬」。
千駄木の往来堂書店が
独自の帯をつけて文庫を
紹介しています。
セレクトと紹介文は
往来堂にゆかりのある出版関係の
方から、ご近所で
小さなお店を経営している
たとえば
オーダーシャツ専門店の店主など多彩。
2年前くらいかしら
さかんに
紙の本が過去のものとなり
街の書店もなくなるのではないかと
いう議論がされました。
なくなるべくしてなくなるものもあれば
こうした試みをする
書店も、魅力的な紹介された
書籍たちも活き活きと
存在を続けるわけです。
さて
今回のD坂文庫、小冊子を拝見するに
なかなか
渋いセレクトというかんじがしますけれど
ひとりで
ポール・ギャリコを三冊も挙げた
選者さんもいらっしゃったりして
読書への思い入れがたっぷりと
詰まっています。
ちなみに
D坂とは江戸川乱歩ファンなら
わかるでしょうが、往来堂から
程近くにある
「団子坂」のこと。
(DJ KAZURU)
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