Carlos Faroy って人の
曲は
昨年後半、とてもよく
DJでも使ったのですけれど
お歌がイサック・デルガードさんに
似ていて、それが
いくら好きでも
そんなに似せなくてもいいだろうよ
というまでのレベルなので
いっつも錯覚具合に面白くなる。
・・・
桐野夏生 著
「女神記」 拝読。
日本書紀とか古事記とかで
記憶のあるイザナギイザナミに
着想を得た
神話でありながら
男と女の恨みと業が渦まく
なんとも
おそろしい物語。
人間のダークサイドを
がっつりえぐる作品で
楽しませてくれる作家さんですが
今年から
毎日新聞誌上で連載されている
「だから荒野」が個人的に
大注目であります。
林真理子著「下流の宴」以来の
食いつきぶりで毎朝の愉しみに。
中年主婦が
自分に不満ばかりをぶつけてくる
夫と息子に失望して
出奔する話なのですが
その夫が、レストランで
妻の椅子ひとつ引けないくせに
グルメサイトでは有名な投稿者である
と、いう設定でして
さもありなん!
このあたりのリアリティが
さすが桐野氏、と
思いました。
(DJ KAZURU)
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