大阪訪問の際の定番になりつつあるのが
隠れた夜景スポット「AB’S CLUB」で一杯やること。
オートロックを解除していただいて、マンションの6階にたどり着けば
窓一杯に広がる夜景。
冬に来たときとは違って、うつぼ公園の緑が夜目にも迫り来るが如し。
理想の眺めのひとつです。
可愛らしいボトルの<OKINAWAN RUM>をサーヴィスして頂く。
東京で行われていたラムの研究会で見つけたものだとか。
こちらのオーナー氏とは東京と大阪の差異についての話題に。
「東京にしかないものは何でしょう」
と、問うてみたら
「六本木のラテンクラブに連れて行かれたとき、男女が
満員電車状態で抱き合いながら踊っていて、これは大阪に無いと思いました
いやー、あれには吃驚したなあ」
などと仰るではないですか。
こちらが驚きます。
私は身分を明かしてないのに(大阪では自称:主婦で通します)この発言。
まさか「私、其処でDJしておりまして」などと言うわけにもいかず、黙って
拝聴しておりましたけれども、なるほど六本木こそが大阪には存在しない町なのだと
同感です。
大阪には何でもあるように思うのです。
寧ろ東京よりも過ごしやすい場所が多々。
韓国料理を御所望ならばリトル大久保(鶴橋)があり、若い方の風俗をお望みなら
リトル渋谷(アメ村)があり、ゲイタウン・リトル二丁目(堂山)すら存在しています。
しかし、リトル六本木は無い。
外国人も少ないですね、大阪には。
それにしてもAB’Sのオーナー氏にサルサクラブ経験がおありとは。
かなり意外な発言だったのですが、もしやディスコテカの観光地化が進んでいると
そういうことなのかも知れませんね。
たまに珍しい生き物でも見るかのように、DJブースでイッちゃっている
私を凝視されている方が居りますけれど、そうかあれは観光客だったのか
と、思いました。
(DJ KAZURU)
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