夏のバーゲンも終わりでしょうか。
今期は神戸に赴きましたので、東京の店はノー・チェック。
それだけ神戸が充実していたということです、特に東京からの来客も多いという
「ニキータ」ではイタリア靴の虜に。
何と言っても神戸はエレガンスが死んでいない貴重な街。
品揃えは目映いばかり。7センチヒールは「低いほう」という認識です。
こうして見ると普通ですけど
一見木製に見えて、かなり特徴ある樹脂製のウエッジ・サンダルを購入しました。
「10センチヒールを履くことで、甲がふっくらと盛り上るでしょう
そこに女性らしさが生まれるんです」
とは店員嬢のお言葉ですけれども、歩きやすい靴を売っているのではなく
美しい靴を売っているのだという神戸のノリが感じられますね。
実際この店の1/3がソワレ対応みたいなビジュー靴。
眺めているだけで興奮。
「ニキータ」はトアロード付近にあり、長らくこの周辺が神戸の
ファッション事情を牽引していると思われていた訳ですが、実は
神戸のファッション中心地は南下を続けておりまして
今は栄町の「海岸ビルヂング」に代表される
レトロビルをそのまま店舗に利用している個人経営ショップが相当きています。
中でも我儘のきくのが「ボンジュール」。
アクセサリーをオーダーで作ってきました。
同じエリアにあるのが「パティスリー・モン・プリュ」でありまして
此処を素通りするなんて考えられません。
魅惑のケーキ群にまたしてもノック・アウトされました。
複数注文すると盛り合わせてくれます。
フルーツのガスパチョ仕立て
トマト、オレンジ、苺、マンゴー等々がぎっしり。
ゼリーではなく本当にスープ仕立てです。
こちらはそば粉のクレープで苺とクリームを包んだもの。
クレープ自体が味わい深く、うっとりする。
どちらもこの夏の新作で、私が東京から通っていることを承知の
店員様がレコメンドして下さいました。
素晴らしい。
ここのケーキを食するツアーとか組みたいくらいです(だって大勢でいけば
たくさんの種類を味見できるでしょう)。
どこまでも人を欲張りにさせる街です。
(DJ KAZURU)
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