アキエスタンという和製ティンバ・バンドのライブを見ました。
ピアノ、ベース、コンガ、トロンボーンなど、バンドの中核は
真野倫太郎率いるソモロマキシモとほぼイコール。
ボーカルが違うだけといったメンバー構成です。
チャランガ・アバネーラに対して、チャランガ・フォーエバー。
カルロス・マヌエル・イ・ス・クランに対して、エル・クランのように、
メインボーカルやディレクトールだけが変わったといった様相。
その音はというと、ソモロマキシモとはまた違った魅力を放っていました。
ソモロマキシモは実力派のバックバンドにフロント陣のエンターテイメント
そしてリードボーカルの歌のうまさが際立つバンドでしたが、
アキエスタンは、同じ実力派のバックバンドに以外にもクールな
男性リードボーカルがいい組み合わせで、これまでの
日本のティンバ・バンドにはなかった空気感を出していました。
めったに褒めない私ですが、このバンドは完璧ではないものの、
なかなか光るものがあって他にはない魅力があります。
熱い演奏とコロに対し、冷めたリードボーカルが絶妙で、
愛想がないのもかえって魅力となっているのです。
それを支えているのが彼の歌のうまさ。歌いだしのタイミングが
早く、ネイティヴなボーカルと遜色のないレベルです。
よく発音に力を入れて、タイミングのほうが日本人の歌になっている
人が多くいますが、彼はそれがありません。
MCやダンスに修正点が多く見られますが、
バンドの魅力をメンバーが自覚してプロデュースすれば
今後人気がでる要素を持っています。
イサックやチャランガ・アバネーラなどのクラシック・ナンバー
を演奏していて、ペア・ダンスにも最適。
機会があれば皆さんもぜひ一度見てはいかがでしょうか。
アキエスタンのおがわです。
DJ FUKUDAさん、
先日はお越しいただきありがとうございました。
お楽しみいただけたら何よりです。
さらにTimCubaのHPでご紹介いただき、
さらにおホメの言葉もいただき、
メンバー一同、大感激しております!
ご指摘の内容は、また次のライブ
(次は3月25日@クロコダイルです)に
活かしていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお付き合いください。
MCやダンスが盛り上がらないとだめだっていう
呪縛がプロですらあるようです。
ちなみにデルそるは、漫才がメインなので例外ですが。
ティンクーバはMCもダンス・パフォーマンスも
なーんにもありません。
受けなかったり、得意でなかったら
やらないという選択もあるのでは。
そのかわり、何もないと盛り上げるのは
きついかもしれません。
が、それで受けたら最高ですよ。
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