本日のお茶請け
「茶副餅」。
もちもちした抹茶の皮と
あんこのお菓子。
・・・
上野千鶴子って
学生のころはよくわからんと思っていたけど
最近、もっともなこと言う
人だなーと。
この本は
やがて訪れる
介護と老後の日々について
不安に思う若者への提言。
本当に今の若い人(っていうか
下手すれば60歳くらいの人もだけど)
肉親の死を目撃した
経験がない人が多い。だから
親が年取るとか
考えたくないっていう感じでしょ。
おじいちゃんおばあちゃんと
同居していた時代なら
小さなころから
老いていくってどんなことか
死んだらどんなふうになるのか
それまでの経過も含めて
肌でわかるものだけれど。
危篤の知らせをうけて
親の死に目に遭えたの遭えないのと
いうのは、死の目撃とは
到底言えない。
私は葬祭業に
かかわっていたこともあるし
祖父母との同居も長かったし
今も
老人介護施設に通っているので
「生老病死」のうちの
老いと死については
一般の人より
近しい感覚。それでも
この本を読むと
色々考えなくてはいかーん、と
思った次第であります。
上野氏は
「死ぬこと」がいかに難しいかを
説明していて、これは
かなり現実的な話なので
それだけでも
知っておく価値があるのでは。
(DJ KAZURU)
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