西早稲田ピジョンで
ディナー会食。
今年はピノを飲もう!ってことで
ヴォーヌ・ロマネ奮発。
タンニン教から解放されて
優雅な香りに包まれる瞬間です。
2009年というのが気になったけれど
じゅうぶんに柔らかくなっておりました。
黙っていても出てくる
フォアグラブリュレが私のアミューズ。
蟹と野菜のテリーヌは
いつもながらぎゅうぎゅうに
旨味が詰まっております。
タスマニアサーモンの瞬間燻製。
魚料理というよりは
メイン前の軽い前菜としてってことでした。
絶妙な仕上がりに感激。
食べる気満々だった
蝦夷鹿のグランヌブールソース。
シェフがビストロ料理を
昇華させた! という
シャラン産鴨のコンフィ。
豪語するだけあって
まったく脂っぽくない軽いお肉の
食感を楽しめる素晴らしい状態で出してくれました。
今まで食べた
鴨コンフィの中で最高だった。。。
新作のデセール
フリュイセックルーロー。
ベルガモット? に漬け込んだフルーツが
バシッと薫る大人のロールケーキ。
この店って、パティシエが作るような
見目麗しいデセールじゃないけれど
きちんとおいしいくて、だから
食事が完結する。
・・・
ところで、この店
現在ディネが
アミューズ、前菜、魚料理
メイン、デセールの
プリフィクスになっていて4500円だから
オープン当初より皿数が増えて、価格が
高くなっている。
シェフ曰く
「酒も飲まずにさっさか食べて
次の料理まだー? ってグラスを
フォークでチンチーンと鳴らすようなお客さま」
がいるから、魚を使った
小さな一皿を「もう一度アミューズ的に」
挟むことになったとかで
まあ、仕方ないわなー。結果
いい感じにすべての料理が向上していたので
構わないです。
フレンチレストランにおいて
「予約イコール、テーブルを買う」という
感覚がない人が
未だ多いのが問題なのだけれど
この話を追求すると
下戸の人からブーイング出る・・・でも
ガス水くらいは頼めば? それか
飲める同伴者を探すとか。
(DJ KAZURU)
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