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2023イヴェント休業中、各コラム更新中《TIMCUBA動画有》

18644 2023年現在timcubaのイヴェント休業中です。 コラムは随時更新していますので 各メニューを選択してくださいませ。 https://youtu.be/BELIZJu0ruM 2014年の過去動画ですが 六本木で思いきりダンスと音楽を味..

2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

2/1 イサックを語る

17586 下北沢ボデギータで 福田カズノブがイサックデルガードを語る マニア向けのイベントです キューバ料理もご注文いただけます ..

音楽が丁重に扱われていた時代

本日の一本
トスカーナのヴェルメンティーノ。
トスカーナでもこの品種作っていたの
知らなかった。
飲み残しは料理に使います。スープや
肉の漬け込みにはもちろん
魚のムニエルとかでもよい香りが付く。

・・・

ホイットニー・ヒューストンが
急逝して、一番驚いたのは
現在のハタチくらいの人にとっては
すでに 「誰それ?」 な存在になっていたことですが
私はデビューの時から憧れをもって
聴いていたのでいろいろ
思うところありました。

中年に入って
彼女はいわばクサクサした
毎日を送っていたようですが、彼女のように
ローティーンのころから
才能バッキバキでデビュー話が
あっても、親族の大物歌手
ディオンヌ・ワーウィックさんに
「もっと、勉強してからデビューなさい」」と
たしなめられ
鍛錬を積んで、積んで
世に出てきた
本格的な歌手が今の時代くさってしまうのは
無理からぬことと思うのです。

才能もある、技量も磨いた
円熟の歌唱にも至った、けれど
世間は
ちょっと奇抜とかちょっとセクシーとか
ちょっと絵になるアーティストもどきばかりを
評価するでしょう、それは
時代のせいといえばそれまでですが
では、わたくしのような歌手は
もうこのショウビジネス界には
必要ないのね、とホイットニー嬢が
やる気失くすのは実に自然な流れ。

彼女のデビューあたりって
アナログ盤がまだ普通に流通していたころだけど
音楽が丁重に扱われていた
時代ともいえます。

「そよかぜの贈り物」の邦題で
流通したホイットニーのデビューアルバムを
聴いたころは、アニタ・ベイカーの
「RAPUTURE」 ってアルバムも出て
この2枚を、とにかくよく聴いたものです。
コドモ耳ではありましたが、アメリカの
ブラックミュージック業界が、当時の
知恵と技術と
音楽への愛をどかんと注いで
作り上げたアルバムなんで
あろうということはわかりました。

(DJ KAZURU)


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