「遊郭(さと)のはなし」 長島槙子
最近なら映画「さくらん」の世界なわけですが、ちょっと古いと
「吉原炎上」とかね。
遊郭を舞台にした話には、廓言葉(「…でありんす」とか)の妙もあって
なぜか惹かれます。
この連作短編も、幻想的に情念を書き出していて面白かった。
考えてみれば世間は夏休み。
夏休みといえば読書ではないですか、出版社各社も
キャンペーン展開中です。
現在、集英社で対象の文庫本を購入すると
おみくじがひけて、軽い運試しかと思いきや
袋の中から
こんな本を抱えたミツバチのストラップが出てきますよ。
子供の頃、読書感想文を書くこととか、はたまた読書そのものが
嫌いだったという方の話を耳にすることもありますが、私の最も「ラク」な
宿題は読書感想文を書く事でした。
「絵日記」は絵心が皆無だったため、大の苦手でして
日記でしたら(多少の創作を交えつつ)幾らでも書いてみせるのに
なぜ、「絵」を添付しなければならないのだと恨めしく思ったものです。
絵の上手な同級生が心底羨ましかったですね。
絵の上手な子供ってなんか「いい子」っぽい感じするし。
(DJ KAZURU)
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