サン・ポワン@小石川の
春の苺ケーキ。
いまは思いっきり冬ですが
一口食べれば
ぶわっと口の中に
苺の香りが広がって
春のお花畑にいるような
気持ちになるケーキ。
・・・
森繁久弥の「警察日記」を
テレビで拝見しました。
戦後間もない
とある田舎警察署で起きる事件といえば
貧するがゆえに身売りをする娘の保護やら
その手配で小銭を稼ぐ中年女性の指導やら
捨て子の保護やら。
捨てられる子供があれば
警察官から地元の奥さん方までが
哀れに思って
我が子のように育てようとしてくれる。
無銭飲食で捕まった母親は
実は自分は何も食べず、腹を空かせた
子供にカレーライスとラムネを
食べさせただけであった。
借金地獄の娘を助けたい
若い警察官は
お金を少しでも工面しようと自腹を切る。
食うや食わずの親子には
署長さんが食事をだしてあげる。
素晴らしい人情話として
有名な映画のようですが
今の時代を生きる私には
もはや御伽噺のような世界に思えました。
悪意を持って犯罪に手を染めた人などいず
貧乏が生む罪があるだけ。
ここから考えると
日本、というか日本人はずいぶんと
遠くへ来てしまった感じ。。。
(DJ KAZURU)
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