日本推理作家協会が
出しているミステリ
短編集。
これは桜庭一樹が選者。
1976年、1986年、1996年の
作品から選ばれたものということで
この時代のミステリ小説って
こんなんだったんだ、と
興味深く読めました。
歌舞伎役者の冴えが光る
「グリーン車の子供」戸坂康二著
なんて素敵な話。
特に殺人事件が
絡むものは、ネット時代以前の
もののほうが面白いっていうか
携帯電話もなかったときのほうが
シンプルに心の問題が浮かび上がって
豊かだった気がします。
アガサ・クリスティが未だに楽しめるっていうのも
そんなところかも。
・・・
12月15日 土曜日は
今年最後のTIMCUBAイヴェントです。
一年の総ざらいをいたしますので
宜しくお集まりくださいませ。
(DJ KAZURU)
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