1月に発表したTIM★CUBA Music of the Year
は2012年に盤として発売された中からベスト10を
選びましたが、特別賞として旧作の日本初入荷を
付け加えたいと思います。
は2012年に盤として発売された中からベスト10を
選びましたが、特別賞として旧作の日本初入荷を
付け加えたいと思います。
1970年代後半のキューバでは、革命前のソンが
国によって封印され、イラケレやバンバンは
ジャズやロックよりの音楽を演奏していましたが、
ニューヨークでのサルサの誕生やオスカル・デ・レオン
のキューバ公演などが刺激となって、ソンの見直しが
起きていました。
そんな中、キューバの国営音楽公社エグレムの
アナログ盤時代のレーベル「Areito」が、
ソンからアフロキューバンなど本来のキューバ音楽を
オールスターミュージシャンを一同に集めて録音、
発表したのが「Estrellas de Areito」。
ファン・パブロ・トレスのディレクションも素晴らしく
その後80年代のソン・クバーノの復活につながる
歴史的な名盤と評価されています。
国によって封印され、イラケレやバンバンは
ジャズやロックよりの音楽を演奏していましたが、
ニューヨークでのサルサの誕生やオスカル・デ・レオン
のキューバ公演などが刺激となって、ソンの見直しが
起きていました。
そんな中、キューバの国営音楽公社エグレムの
アナログ盤時代のレーベル「Areito」が、
ソンからアフロキューバンなど本来のキューバ音楽を
オールスターミュージシャンを一同に集めて録音、
発表したのが「Estrellas de Areito」。
ファン・パブロ・トレスのディレクションも素晴らしく
その後80年代のソン・クバーノの復活につながる
歴史的な名盤と評価されています。
そして、その10年後には、「フェスティバル・ソン」、
そのまた10年後には
「アフロ・キューバン・オールスターズ」が誕生。
10年ごとに時代を担うオールスターアルバムが
キューバには生まれていたのです。
今回の企画は、まさにその30年後のEdicion 。
パブロ・ミラネス、チューチョ・バルデス、ファン・フォルメル
マノリート・シモネー、エンリケ・ボンネ、プーピ、
アダルベルト・アルバレス、ヒラルド・ピロート、
ホセルイス・コルテス、まさに現代キューバ音楽を代表
する作曲者の楽曲ばかり。
それらをマノリート・シモネーがアレンジして、
アマライやペドリート・カルボ、バンニア、そして
クリマックスやマイケルブランコなどのボーカルが
歌うという内容。
歌手やバック・ミュージシャンが必ずしも
現在のオールスターにはなっていませんが、
企画盤を超えたキューバ音楽の良心が味わえる
一作になっています。
興味のある方は10年前、20年前、30年前の
アルバムも探して聴いてみることをお勧めします。
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