本日のおやつは
お菓子調進所 一幸庵の
季節菓子。
椿もち、は
源氏物語にも
登場していることから
平安時代から存在していたと
いわれるそうです。
やわらか羽二重餅ってかんじの
とろとろに近い食感で
軽やかな一品。
ピンクのほうは
三千歳という
自然薯のねりきりに粒餡の菓子。
林真理子氏も、源氏物語には
お詳しかったと存じますが、こちらは
「中国四大奇書」のひとつ「金瓶梅」の
江戸版。
「本朝金瓶梅」
解説によると
そもそもの金瓶梅は
「明の時代の富豪と毒婦の爛れた性生活を
営むさまを描き
上流階級の腐敗を痛烈に批判した」
書物だとありますが、ここでは完全に
日本の風習も含めて
江戸の男女の話になっております。
時代考証がしっかりしていて
くだらないテーマなんだけど
緻密な小説。
対岸の火事としての
男女の色事揉め事って
おかしいものですね・・・大爆笑で読みました。
(DJ KAZURU)
Add A Comment