あいにくの小雨、夕刻からは結構な雨量になりましたが
私の登場時間には都合いいにも程があるといった調子で
パーっと雨も上がりましてほっと致しました。
700名もの来場者とありましてウッドデッキは勿論
DJブース裏手などもぎっしり踊る人々で満たされた
海の家(というイメージからはあまりにも大箱)クイック・シルバーでした。
六本木で長年活躍なさっているDJアリスさんと。
こちらも六本木ディスコテカを支えるDJアリさん。
彼らとは昨年からご一緒しておりますが、六本木の
ディスコテカを知り尽くしている経験値がそう言わせるのでしょう、という
コメントを私に伝えてくるあたり流石だと感じます。
私はあちらこちらでプレイする仕事方針をとっておりませんので
彼らとしてもDJ KAZURUの音に接する機会は
実に少ないわけですが、昨年、そして今年のビーチ・イベントにおいて
私が何をせんとしているかをものすごくきちんと聴いています。
「そんなに関心持って聞いていたのか」と軽く驚きました。
しっかり聴いているのはお集まりになった方々の中にもいらっしゃいまして
色々とお声掛けやら感想やらを頂戴致しました。
「自分はそもそも渋谷PLUGでKAZURUさんのプレイに接しまして」
なんて言われると「どれだけ古いんだ!(DJ KAZURU史上として)」と
思い、長年のご愛顧に感謝する次第ですし
「俺はそもそも横浜のプンタ・デル・エステで遊んでいてね・・・」
なんて言われると矢張り「どれだけ古いんだ!(日本におけるサルサ史上として)」と
思うわけです。
とはいえ、古参の方々よりも最近サルサダンスを踊り始めたような方のほうが
多かったイベントかもしれませんが、国籍もキャリアもまちまちの大勢様が
集まってのイベントなかなか興味深いものでありました。
あの閉塞感のなさ、開放感というのは海で開催されていたということだけでなく
そのイベントが同族、同人種、同一の音嗜好で構成されていない
ということも深く関わっていることは、明白でしょう。
(DJ KAZURU)
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