本日のおやつ。
歌舞伎座名物「隈取あんぱん」。
木挽町広場に売っているので
チケット持っていなくても買えます。
わたくしが
歌舞伎とか江戸文化を
好んでいるのは
ちょっとした仕草だったり
言葉の言い回しが恰好いいからに
他なりません。
芸者文化に興味があるのも
同じ理由。
岩下尚史氏は著書の中で
江戸末期の柳橋芸者の
ことを書いた「柳橋新誌」という本を
紹介していますが
それによると
当時の柳橋芸者は
「装いはあっさり
心持は颯爽として媚びたところがない」
と
いうことで
「任侠(いさみ)であることを心掛けて
気前よく振る舞い
達引を重んじて
自尊の気概を見せ
すっきりと垢抜けのした姿で
その場に相応しい身の置き方をしながら
当意即妙の応対ができる者こそ芸者の理想」
だ、そうです。
意気地とか
張り、といった言葉。
そのうち廃れてなくなりそうな気さえしますが
大事にしたい。
(DJ KAZURU)
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