浅草は小桜のかりんとう

パッケージデザインも何もかもが好き。

この箱を開けると

象潟の里に聞きにし小桜の　旨き菓子あり　かりんとう
白き指にて　つまむ風情よ

と書いてある紙が入っております。
こういうことするのって、江戸っぽーい。
銀座ウエストで下さる小冊子に目を通しても思う事ですが
単純に菓子を売っているのではなく、文化も共にお届けしているのですよ
という感じが、お店の心意気に接しているようで楽しいのです。

かりんとうで重要なのは、べた甘じゃないこと、さっくりして
油を重く感じさせないこと。高級すぎないこと。

・・・

遠方にサルサDJ(日本人)の友人がいるのですが
久しぶりに電話したら、非常に意欲的な発言が多々あって元気を頂戴しました。

私は「サルサ」という言葉と自分の手がけている音楽が微妙に乖離している
という思いから逃れられません故、そのジャンル名を用いることに
どうしても抵抗があるのですが、彼はそういったこともがっつり受け止めて
ＤＪをやっております。その腹のくくり方はなかなか見事。

目指す処が異なるので、お互い参考にする部分は少ないのでしょうが
昔のディスコのＤＪみたいに自在にフロアを煽りもすればクールダウンもする
マイク駆使のプレイスタイルは私には真似出来ない面白さです。
スペイン語が堪能というだけで出来ることではないでしょう。

何でもいいけれど、これは敵わないな、というものを何処かに感じられないと
同業的には話にならないものです。
数は少ないですが、そういった人物が私の周囲にはぽつぽつと存在しており
そのことには感謝したく思います。

(DJ KAZURU)