小石川 一幸庵
六月のお菓子。
「水無月」
葛に小豆で口当たりよし。
こちらは
「氷室」。
かつて
六月一日は氷の節句。
天然氷は献上品であり
庶民には夢のまた夢
であったと
説明書きにありました。
そんな時代から
涼しさを閉じ込めるように
創られたお菓子なんですね。
・・・
テレビで熊川哲也氏が
バレエ公演のおおくは
席が埋まらない。だから
業界的にも
敷居を下げて
わかりやすいものですから
どうぞ来てくださいねー、という
やさしい
スタンスをとるのだけれど
自分としては
バレエは難しいものです
勉強してから来てください、と
いう気持ち。
であると、いうようなことを
言っていましたが
まったく正論ですね。
「ただの客」が知識を身に着けて
見る、聴く、からこそ
楽しめるというものは
けっこうあるはずで、わたくしにとっての
歌舞伎とかまさにそんな感じ。
都合のいい時だけ
文化的(高尚)になったり、逆に
気楽に
お越しくださいといってみたりするのは
違和感あります。
(DJ KAZURU)
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