新宿高島屋内のピエール・ガニエール
桃のマリネ、木苺のヴェルヴェンヌゼリー添え。
まさにフランス料理屋のデセールという感じですね。
酸味を中心に桃をたっぷりと楽しむ一皿。
細いのは生姜のクッキーなのです、こうした細かい部分が凝ってる。
ここのシュークリームが絶品ときいたので、オーダーしたのですが
以前食したことのある「クレオール風ババ」と同じ味。
よくよくメニューを見たら「クレオール風シュークリーム」と書いてありました。。。でも
美味しいのですけれどね、マンゴー×パッションフルーツ×ラム酒で。
この組み合わせがいかに黄金かが分かりました。
黄金で思い出しましたけれど、「黄金の繋ぎ」みたいなことを
DJの方々は時に仰いますよね。
自分が編み出した絶妙な流れで曲を繋いでいく瞬間のことです。
一見、まったく馴染みそうにない曲と曲がロング・ミックスで意外にも
嵌っちゃったよ、しかもフロア映えする! みたいになると気持ちいいもので
不肖、私もそういったもののひとつやふたつは持っています、というか
誰でもDJやっている人は持っているでしょう。
しかしです、とある有名DJの方が
「その黄金の繋ぎを作ったら、現場で何度もやって精度を高めていくことで
洗練された芸のようにしていくこともできるけれど、そこまで極めた途端に
アイツまたやってるよって言われることもあるわけで。。。」
のような感じで、切ない本音をインタビューか何かで語っておられて、いや
ホントにそうだよねと思いました。
誰でも名前を知っているような長いキャリアの方でもそんなことを仰るのですから
DJって難しいものです。
いつかはすいすい出来るようになると思って続けてきたものの、楽になるどころか
どんどん難しくなっているような気がしています。
(DJ KAZURU)
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