今年の海イベントでご一緒した、DJのOYAMA氏。
「明日はクラブハイツでLIVEだから早く帰る」
と仰っておりました。歌舞伎町のハコでトレスを弾かれるのです。
彼はマシンガントークの人なので
話が途切れるということがありません。DJもいいのですが
トークイベントを積極的になさっては如何かと思います。
ダンスを上手に踊れる方は、確かにクラブの中心となる
存在かもしれませんが、その方が歴史的、文化的なサルサについて
充分な理解を示しているとは必ずしも限らないことでしょう。
それ自体は何も問題ではありませんが
「これがサルサだよ」
と、何気なく出した言葉の先に在るものが
クラーベに合わせた足捌きだけだったとしたら、伝言ゲームの果てには
ステップしか残らないかもという危惧も少なからず。
ご本人も日本におけるサルサの業界に従事する層の
知識の浅さを嘆かれるのですが、そういった層に足りない部分を
伝達されていくことが氏の使命であるかと存じます。
真摯に勉強されていらっしゃるようですし。
それにしても今年の海イベント。
氏のDJは私の後だったのですが
完全にDJ KAZURUからのバトンを意識した内容。プエルト・リコ
正統派の氏がこんなことをなさるとは意外でありました。
過分に私を慮って下さったのでしょう。
(DJ KAZURU)
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