HAVANA D’PRIMERA 大阪公演に参戦。

自分のもっとも古い
キューバ音楽の生演奏体験というのは
エネヘ・ラ・バンダと
パウリートが一緒に来日した
今では夢のような日本公演でした。

その時は
サルサダンスのセオリーを
知る前だったので音楽の掴み方も
いまひとつわからない状態でしたが・・・

バンドの人数多いな、しかし
ひとりひとりが
全然違うことをしているな。とか
どの楽器に合わせて体を動かしたら
一番気持ちいいのだろうか。とか
ベースがぶうんぶうんしていて
気持ちがいいな。とか
金管楽器が太く綺麗な音を出すな。とか
なんとなく複雑なリズムだな。とか
まあさまざまなことを思い
この音楽が好きだ！　と確信したものです。

HAVANA D’PRIMERA　はこの時に経験した音楽の
まっすぐ延長線上にある感じがしました。
あの時に感じた
好ましく思った要素がすべて入っていたようです。

世には色々な音楽がありますが
さまざまにふれて耳の成熟している方にこそ
効くんじゃないか？　そんな感じの音楽でした。

一緒に来ていたEDDY-K　も
好きなのですが、HAVANA D’PRIMERAに比するような
ものではなく、今の音を上手に出しているという印象。
ティンバレスとサンプラー一台で
音楽としては簡素なものです。
しかし
あのサンプラーは私も所有している便利で賢い
一台なのですが、もうちょっと
いろいろできたはずでは？　と
思ったりもしたのでした。

(DJ KAZURU)