本日のお茶請け。
近江屋洋菓子店の
早生みかんのムースに
アップルパイ。
季節のフルーツを
ばんばん使って
美味しい日常のお菓子を
提供してくれるお店。
わたくしは
こういった店も大好き。
老いた店主がけっこう
愛想よく話してくれて
見た目の悪い、けれど
今が一番旬、というフルーツを
安く仕入れてジュースにして
売っているということや
これはいいバターを使っているから
間違いなく美味しいよ! とか
語ってくれることもあって
安心感も得られます。
・・・
先日
「敗戦日記」を紹介した
高見順氏ですが
タレント
高見恭子の父親でもあるのです。
私が学生の頃
恭子嬢がおしゃれなラヴストーリみたいな
短編集を出したことがあって(確か
「ブルー」みたいなタイトル)さすが
作家の娘だなあと感心して
読んだことがあったのですが
のちに
私の卒論担当教授が
「高見順の娘が小説を書いているのを
知っていますか? あれはなかなか」
と発言したので
実際良質の作品であったのだと思います。
恭子は高見氏と本妻の
間の子ではなく
いわゆる水商売の女性との間に
生まれた子供だそうで
高見氏は
昭和40年、死の直前に
まだ幼かった恭子を
自分の籍に入れたのだとか。
老いた作家との恋愛の果てに
生を受けた・・・そんな経歴も
花柳小説の主人公みたいで
なんかドラマティック。
(DJ KAZURU)
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