小石川
一幸庵の「紅侘助」。
今年は
新しい試みの
小豆のお菓子を毎月
出すつもり、とかで
大変楽しみです。
先日
内海桂子師匠が
「通(つう)とか
通人(つうじん)というのは
文字通り
其処に通い詰めている人のこと」
と
発言しており
膝を打った次第ですが
わたくしのように
和菓子のことなど
何もわからない者でも
通って、食べ続けていけば
自然と
あ、これは今までにない
やり方だな、とか
感じることはあるわけです。
理屈はわからなくても
そのように
感じることが「通」なんだよ、と
いうことであれば
心持ちも良いもの。
やはり
昨年月に二回のペースで
通ったところに
歌舞伎座があるのですが
演目は鑑賞に至らずとも
売店(関連書籍、和小物の類から
此処でしか買えない
オリジナルの菓子類が
わんさかあります)の
チェックを必ずするので
キャラメルの新製品が出たりすると
すぐに指摘できるわけで
売店のおねえさまたちに
「通ですねー」なんて言われて
笑ったものです。
キャラメルにたとえてしまうと
本当に小さなことですが
ティンクーバも思いかえせば
この14年の間に
何一つ意見は言わなくとも
淡々と通って下さった方の顔が
思い出されます。
そうした方との縁を
大切に大切に。。。
(DJ KAZURU)
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