今月のイヴェント画像upしました。
https://www.timcuba.com/?page_id=2716&album=2014DanceTIMCUBASalsaSudadaFeb22
当日の雰囲気動画はこちら。
・・・
高峰秀子は特に
顔が好みというわけでもないのだけど
引き付けられる
大好きな女優。
「カルメン故郷に帰る」や
「浮雲」といった
代表作にまつわる裏話が
例によって
賢い
いい塩梅の筆致で書かれています。
芝居とはかくあるべし、という
理念を熱く語っているところもあり
子役の時から
長い年月を
この仕事に捧げてきた矜持が
伺えます。
さて
そんな彼女が70歳も越えようという時期に
シナリオを描く話が舞い込みます。
私たちの世代だと
「渡る世間は鬼ばかり」
とかの
プロデューサーとして有名な
石井ふく子氏の母親の半生を
描くドラマの為の
シナリオを
実際に親交のあった高峰秀子に
書かせたい! という
経緯であったらしいのですが
実際に見事なシナリオを
彼女は書きあげているので
またまたびっくりしました。
そのシナリオ
「忍ばずの女」も
全編掲載されています。
しかし石井ふく子氏の
母君が入谷の売れっ子芸者だったとは
知らなんだ。
実業家の客と
恋に落ちて出産、しかし
相手は海外渡航の末
音信不通になってしまう・・・という
あたりの流れは
実際のことながら
「陽暉楼」を想起させる話で
宮尾登美子の世界のようです。
(DJ KAZURU)
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