パンは買うものと思っていたけど
自分で焼いてみたら
あっけなく
とても美味しく出来たミルクパン。
よく行く
レストランのシェフに
店で出しているパンの
粉の配合など(図々しく)きいてきたので
次回はライ麦のパンなども
挑戦したい。
・・・
平岩弓枝 著
「鏨師」拝読。
表題の「たがねし」、と
いうのは
名の入っていない刀剣に
細い鏨一本で
名匠の名を刻みつけて
名もない刀を名品に変えてしまうという
技術を持った人のこと。
真贋を見極めることの
複雑さが描かれており
大変面白かった。
この本に収録されているものに
「つんぼ」という
現在では
衝撃的なタイトルの
短篇があり、これも秀逸でした。
長唄の家元の
相続で生じた争いの話ですが
人間の執念とは
かくも深いものよと
ため息ついてしまうような感じ。
その流派の門弟を
増やすには
「ありゃ芸人じゃあないよ
商人だね」
と言われようと
芸とは別の部分の
力が求められるわけで
そのあたりのことが巧みな人が
家元になると
一門は
隆盛を極めるわけです。
芸そのものが深くなっていくということと
芸が広く知られて人気を得るということは
全く違うことなのに
一緒に語らざるを得ない部分もあり・・・
大変だなーと
思うことしきり、特に
伝統芸能!
(DJ KAZURU)
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